非上場会社の事業承継を取り上げています。
今回は、先代経営、後継者と非上場会社の、大まかな条件をみていきます。
より細かな詳しい内容は、改めて取り上げます。
先代経営者とは?
事業承継は先代から後継者への株式贈与です。
それでは、贈与者でもある先代経営者の主な要件とは。
- 会社の代表権を有していたこと
- 贈与の直前に過半数の議決権を保有
- 後継者を除いて議決権数が筆頭
- 贈与の時までに会社の代表を退任
- 贈与税の申告期限までに知事の認定
後継者とは?
事業を承継する側の後継者の主な要件とは。
贈与の時において次に当てはまること。
- 会社の代表権を有している
- 18歳以上
- 役員の就任から3年以上経過
- 50%超の議決権を保有することになる
- 議決権数が筆頭
非上場会社とは?
事業承継の対象となる会社とは?
- 円滑化法の知事の認定を受けた会社
- 株式を上場していない
- 中小企業者である
- 性風俗営業会社ではない
- 資産保有会社ではない
- 資産運用会社ではない
- 総収入がゼロではない
- 常時使用従業員が1名以上
まとめ
このブログでは、中小企業の法人版事業承継税制を取り上げています。
今回は、先代経営者・後継者と対象となる非上場会社について、大まかな条件をみてきました。
これから、より詳しく掘り下げていきます。
ご主人の参考になると嬉しいです。
なお、お気付きやお困りのことがありましたら、お気軽に問い合わせてください。
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