相続税の節税対策はいろいろあります。
相続税を減らすために課税される財産を減らす、これが手っ取り早い方法です。
墓地や仏具などは非課税財産といって、相続税の対象にならないものです。
現金や預貯金でこれらの非課税財産を購入する。
これで、現金や預貯金が少なくなり、購入したものが非課税であれば課税対象が少なくなります。
なお、この節税対策には注意点もあります。
このため、慎重な検討が必要です。
墓地などの非課税財産を購入
ほとんどの財産が相続税の対象です。
しかし、例外があります。
相続税の対象にならない財産が、それが非課税財産です。
非課税財産を購入すると、その分だけ相続財産を減らすことができます。
非課税財産とは?
墓地、墓石、仏壇、仏具、神棚などです。
※相続税法12条。
これらは、税金の対象とすることが適当でないもの。
つまり、国民感情にそぐわないものです。
相続税の節税対策として、雑誌などでも純金のリン(注)を購入して節税と紹介されました。
(注意点)
①あまりにも高額なものを購入すると、当局から否認される可能性があります。
例えば、純金のリンは危険です。
②購入前に相続税を試算しましょう。
相続税は誰でもがかかる税金ではありません。
相続税がかからなければ節税の意味がありません。
③ローンで購入して借入金が残っていても、債務控除はできません。
※相続税法13条3項。
相続税のプロの税理士へ
相続税のことはその道のプロ、詳しい税理士に相談しましょう。
相続税はかなり特殊な税金です。
加えて、本当に詳しい税理士、いわゆるプロの税理士が実は少ないのが実際のところです。
税理士は、全国に約8万人もいます。
しかし、相続税に詳しい税理士はほんの一握りです。
予期せぬ税金がかからないように、相続税等のプロの税理士にご相談ください。
このブログで取り上げた非課税財産を購入する節税対策には、説明したように注意点があります。
したがって、プロの税理士に相談したり依頼することは、必須といえます。
相続税のプロの税理士に関するブログもあります、参考になると嬉しいです。
【併せて読みたいブログ】
相続税が専門の現役税理士がお勧めする相続税の税理士探し。【無料】
目次・【相続税の税理士】に関するブログを検索、相続税の税理士選び
目次・税理士関連ブログを検索しやすく。選び方、報酬引下げetc
まとめ
このブログがきっかけで、節税できることを祈念いたします。
【併せて読みたいブログ】
目次・相続税の節税対策に関するブログを検索しやすく、注意点も説明
なお、お困りのことがありましたら、お気軽に問い合わせてください。
★お問い合わせはこちらからお願いします。