相続税を依頼する税理士は、どんな基準で選ぶのか?
そもそも、相続自体は一生に1度か2度で、相続税は初めての方がほとんどです。
このため、どんな基準で選ぶのかなんて見当もつかないのではないでしょうか。
会社経営をされている方や事業をされている方なら、顧問税理士がいるためその税理士に相続税もお願いするケースが多いでしょう。
しかし、相続税に詳しい税理士はごく少数というのが実態です。
もっとも、顧問税理士が相続税に詳しくなければ、詳しい税理士を紹介してくれるでしょう。
それで何ら問題ありません。
すべてお任せでも大丈夫でしょうが、知識として、選ぶポイント・基準を知っておくことは大事だと考えます。
ましてや、税理士に依頼することが初めてなら、きっと参考になることでしょう。
このブログでは、相続税が専門のプロの税理士が、相続税の税理士選びのポイント・基準を説明します。
税理士探しのお勧めは、税理士紹介サイト税理士ドットコムを利用することです(無料)。

料金は少し高いが信頼できる
相続税の税理士選び、ポイント・基準は3つあります。
- 調査を極力避けてくれる?
- 料金は納得できる?
- 安心感がある?
お勧めしたいのは、料金は少し高めだが信頼できる税理士です。
もちろん、相続税に詳しいことは大前提です。

調査を避けたい!
当たり前ですが、できることなら調査は避けたいもの。
隠し事など何もなくても、犯罪者扱いされるようで非常に気分が悪いですから。
実は、絶対ではありませんが調査を減らす・避ける方策があります。
それは書面添付制度です。
この書面は、税理士が申告のために確認したことなどを記載した書類で、申告書に添付します。
この書面が申告書に添付されると、税務署の調査官は調査に先立って税理士からの意見聴取が義務付けられます。
この事前の意見聴取で調査官の調査・確認事項が解明されれば、調査は省略です。
なぜか、この書面添付制度に積極的でない税理士が多いというのが現実です。
税理士からすると、手間がかかるうえ意見聴取を受けることが嫌われるため?
もちろん、税理士に依頼する側からすると納得しづらいことですが!
忘れた頃にやって来る?
正しい申告をすること、相続税の申告書を期限までに提出することは、必ずしもゴールではありません。
相続開始から10ヶ月が、申告と納税の期限です。
申告と納税が終わっても、全てが終了かというとそうではないケースが結構あります。
それこそが、税務調査です。
最初に、税務署の調査官から電話がかかってきます。
つまり、いきなり、連絡なしに調査には来ません。
※ごくごく一部ですが、マルサと呼ばれる強制調査で連絡なしに来ることがあります。
マルサが来るのは、意図的に多額のごまかしで悪質な場合です。
申告から1年経過した頃でしょうか?
※申告から2か月で「1周忌」、この前には来ません。
まずは、電話がかかってきます。
税務署の調査官の言葉は優しいです。
「申告内容の確認に伺いたいのですが、ご都合はどうですか?」
この時は、「税理士と協議して回答します」とし、かけ直しましょう。
※通常は、税理士にも調査官から連絡が入ります。
【重要】
調査で申告内容を修正しても、税金を追徴されることで終了します。
お金はもったいないですが、逆にいうと、お金で済む問題です。
思い悩むことはありません。
罪悪感なんて不要です。開き直りも大事です。
報酬は納得できるか?
相続税の税理士報酬には明確な基準がありません。
しかし、概ねの相場は、相続財産の金額の0.5%~1%。
相続財産が1億円のケースでは、50万円から100万円といった金額です。
ポイントは、最初に料金説明があるかどうか。
説明が無ければ、料金の目安を聞いて料金表をもらいましょう。
料金には幅がありますが、次のチェックポイントで納得できるかどうかです。
- 的確な対応
- 特例の適用など節税の取組み
- 分かりやすい説明
- 申告までの間のタイムリーな経過報告
(注)かなり安い税理士は、逆に心配です。
仕事の”質”は大丈夫?
配偶者の相続税額の軽減や小規模宅地等の特例など、通常は受けられる特例を受けているか?
そして、それらを含めた全般で、理解しやすい説明がなされるか?
※専門用語を使用しない説明は、詳しくないとできないものです。
そこらあたりで馬脚を露すのであれば、プロとは言えない。
だからといって、極端に高いのも困りものです。
落としどころは、少々高くても、安心して任せられる税理士。
安心感・プロの税理士
ところで、プロの税理士とは?

前にも書きましたが、こんな税理士はどこにいるのでしょうか?
大丈夫です。
ネット上には、税理士紹介サイトがたくさんあり、無料で税理士探しをサポートしてくれます。
それでは、どのサイトが望ましいのか?
税理士紹介サイト徹底比較
主な税理士紹介サイトを、税理士目線で徹底的に比較しました。






サイト選びは、4つのポイント。
- 登録している税理士が多い
- 担当者の経験年数
- サポート体制・契約後のフォロー
- 利用実績・紹介件数
税理士ドットコムがお勧め
16年以上の経験豊富な担当者が、
6,252 人の登録税理士から、信頼できる税理士を選別。
相続税の申告が得意な税理士が2,574 人もいます。
※税理士ドットコム以外では、相続税の申告が得意な税理士の数が不明でした。
契約後のフォローもあり、75,000件以上の豊富な紹介実績。
なお、運営会社は弁護士ドットコムという上場企業のため、安定度は№1です。
まずは、公式サイトをご覧ください。
公式サイトは、


【電話のお問い合わせ】 050-7586-4437
まとめ
このブログでは、相続税の税理士選びのポイント・基準を書いてきました。
お勧めの探し方は、税理士紹介サイト税理士ドットコムです。
ご主人が、プロの税理士に巡り合えることを祈念します!
最後までお読みいただきありがとうございます。
なお、お困りのことがありましたら、気軽に問い合わせてください。
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