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貸付地(底地・そこち)の路線価による評価方法を税理士が説明します

底地
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今回は、他人に貸付けている土地の評価を説明します。

つまり、地主側の計算になります。

専門的には、底地(そこち)と呼んでいます。





貸付地(底地)の評価

宅地を他人に貸していて、借主が建物を建てているケース。

借主には、借地権があります。

そのため、貸しているご主人は、借地権の金額を減額した評価になります。


(事例)


底地


路線価は35万円、地区区分は普通住宅地区です。

借地権割合は路線価に表示されているから50%です。

事例では、奥行距離・間口距離とそれによる補正もありますが、ここでは省略します。


350,000円×1.00×200㎡=70,000,000円

底地は、

70,000,000円×(1-50%)=35,000,000円

★ 貸付地の評価額

   35,000,000円


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評価明細書を活用

「土地及び土地の上に存する権利の評価明細書(第1表・第2表)」に当てはめると、比較的簡単に評価できます。


【出典~国税庁のホームページ】


土地及び土地の上に存する権利の評価明細書







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まとめ

このブログでは、貸付地を実際に評価してみました。

ご主人の参考になると嬉しいです。

なお、お困りのことがありましたら、お気軽に問い合わせてください


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    kouji
    こんにちは、札幌市在住の税理士の鎌田浩司と申します。 私は相続税、贈与税、譲渡所得などの所得税及び消費税が専門の税理士です。8年前に国税の職場を定年退職して、税理士にWEBライターにと孤軍奮闘中です。 このブログでは、相続税・贈与税・譲渡所得などにお困りの皆様の、参考になると思われる情報を発信しています。 現役の税理士ならではの情報が、皆様のご参考になれば幸いです。