今回は、他人に貸付けている土地の評価を説明します。
つまり、地主側の計算になります。
専門的には、底地(そこち)と呼んでいます。
貸付地(底地)の評価
宅地を他人に貸していて、借主が建物を建てているケース。
借主には、借地権があります。
そのため、貸しているご主人は、借地権の金額を減額した評価になります。
(事例)



路線価は35万円、地区区分は普通住宅地区です。
借地権割合は路線価に表示されているEから50%です。
事例では、奥行距離・間口距離とそれによる補正もありますが、ここでは省略します。
350,000円×1.00×200㎡=70,000,000円
底地は、
70,000,000円×(1-50%)=35,000,000円
★ 貸付地の評価額
35,000,000円
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評価明細書を活用
「土地及び土地の上に存する権利の評価明細書(第1表・第2表)」に当てはめると、比較的簡単に評価できます。
【出典~国税庁のホームページ】


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まとめ
このブログでは、貸付地を実際に評価してみました。
ご主人の参考になると嬉しいです。
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