今回は、上場されている株式の評価を取り上げます。
上場されている株式は、市場が開いている時間に、刻々と株価が変動します。
そのような変動する株式を、相続や贈与で取得した場合にいくらと計算するのか?
例えば、贈与で取得した日の翌日に、大幅に下落したケースは考慮されるのか?
税額も大きく上下します。
上場株式の評価
このように激しく変動する上場株式の評価では、評価の安全性が求められます。
言い換えると、たまたま高値、安値といった異常値を排除して評価します。
具体的には、次の4つの金額を比較して、最も安い金額で評価します。
- 課税時期(相続や贈与の日)の最終価格
- 課税時期の月の最終価格の平均額
- 課税時期の前月の最終価格の平均額
- 課税時期の前々月の最終価格の平均額
なお、課税時期が土日、祝日や年末年始など、取引がなされないケースがあります。
この場合には、前後の日で最も近い日の最終価格とします。
【出典~国税庁のホームページ】
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外国の証券取引所に上場されている株式は、どのように評価するのか?
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まとめ
金融商品取引所に上場されている株式の、評価の仕方。
答えは、安全性を考慮した値段で評価します。
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